2022年11月12日(土)に「第2回服のリペアカフェ」を開催しました。
今回もたくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
早速「第2回服のリペアカフェ」の模様を皆さんにお伝えしたいと思います。
Contents
大好評!「第2回服のリペアカフェ」を開催しました!
お直し・リメイクの無料相談・修理依頼
前回に引き続き、お直し・リメイクの無料相談から、服や靴、バッグやアクセサリーの修理依頼をいただきました。
今回参加するにあたり、自身の持ち物を見直してみると、お直しすれば使えるファッションアイテムがけっこうあるもんだなぁ!と気づかれます。
なぜなら、アクセサリーなどが壊れても、修理対応してくれるところがわからず、捨てるにも捨てられず、放置したままになっているからです。
”服のリペアカフェ”というタイトルで開催していますが、ファッションアイテム全般のお直しに対応していますので、どこにお願いしたら良いんだろう?と迷った時には、いつでも相談して欲しいと思います。
コースター体験制作
そして今回、オープンと同時に来てくれた女性は、現在中国から留学して日本の大学でサステナブルファッションについて学んでいるそうです。
残布を使ったコースターの制作にチャレンジしたいとのことで、まずは生地を選んでもらいました。
中国の小学校では裁縫を習う授業もあったそうですが、ミシンの体験をするのは今回が初めて。
最初は恐る恐るでしたが、職人さんに丁寧に教わりながら、可愛いコースターが完成しました。
「大学ではリモートでの授業が多い中、プロに教わるリアルな体験はワクワクしたし、楽しかった!」との感想をいただきました。
日本での良い思い出になってくれると良いですね。
講演「服の社会課題とお直しの重要性」
newR株式会社 代表取締役 中川かおりさんから「服の社会課題とお直しの重要性」についてお話していただきました。
地球上には、さまざまな社会問題がありますが、解決にはまず正しく認知してもらう事が重要だと考え、服の社会課題についての講演も行っています。
今回の講演では、冒頭からクイズ形式にしたり、みんなで楽しく意見交換しながら、服の社会課題の現状についての理解を深めました。
▲一般社団法人 サーキュラーエコノミー・ジャパン公式サイトより
そして今回の講演のテーマでもある、修理(リペア)をして使い循環させることは、最も環境負荷が低く、身近なエシカル消費でもあることも学び、今後もお直しの文化を浸透させることは、とても重要なことだと思いました。
アップサイクルのぬいぐるみの展示販売
主に、使わなくなった古着やボタンなどを取り入れアップサイクルされた「ツクハリさん」のぬいぐるみを展示販売しました。
会場ではぬいぐるみを手に取っては「私はこれ推し!」の声が…
ツクハリさんのぬいぐるみには、それぞれに愛嬌と存在感があって、どれひとつと同じものがなく、まさにダイバーシティ!
人も自分の個性を生かした方が、魅力的に映るのではないかと実感しました。
そして私は来年、年女という事もあり、こちらの兎さんを家族に迎えました♡(ちょっとさびしげ)
ぬいぐるみを購入するのは子供の頃以来ですが、”可愛いものが好き”は、いくつになってもやめられないものですね。
最後に・・・
前回は、圧倒的に女性の方が多かったのですが、今回は多くの男性にもご参加いただきました。
また、幅広い年齢層で服に対する価値観の違いや、社会問題についての意見交換ができ、とても有意義な時間になりました。
「服のリペアカフェ」を通して、ファッションについて学んだり、リペアの体験をしたりして、一生涯共にする服に向き合う機会になればと思います。
次回のリペアカフェは2月末位に開催予定です!皆さん、お楽しみに!