ファッションの3Rとは?簡単解説

近年、スローファッションや終活などの影響で、ワードローブの断捨離をされる方が増加しています。

不要な物は、処分したり、ネットオークションやフリマアプリなどで、売却したり。

でも、特別な思い入れのある洋服やジュエリーなどは、これからも愛用していきたい。

そう思っている方も多いのではないでしょうか?

 

・洋服の生地は気に入ってるんだけれど、形が古いから流行のデザインに変えられないかな?

・両親からもらった大切なリングなんだけど、ネックレスにできたら使用頻度も増えるのに…

 

それに伴い、

「デザインを変えるのは、リフォームって言うの?」

「リペアとリメイクの修理はどう違うの?」

と聞かれる事も多くなってきました。

 

これらの言葉は、プロでなければ解りづらいのは当然で、むしろはっきり区別がついている方は少ないです。

ファストファッションなど「安く買って、早く切り替える」

一方で、環境に配慮して「お直しできるものは、できる限り長く使いたい」という方も増えてきています。

 

そこで今回は、ファッション業界で使われている

3R(スリーアール)

リフォーム(Reform)

リペア(Repair)

リメイク(Remake)

について弊社の実例を挙げて、できるだけわかりやすく、解説させていただきたいと思います。

 

※ファッションの3Rに関しましては

ファッションの3RがSDGsに貢献できる目標とは?

もご覧ください。

ファッション業界の”3R”とは?

リフォームとは?

まずはリフォームから、実例をあげてみますね。

 

・パンツやスカートの丈を詰めたり、出したりする

・ジャケットやコートであれば、着丈や肩幅(約2~3㎝)を詰めたりする

・ワンピースのウエスト周りを、少し細くする

これらがリフォームの実例です。

 

これ以外では「メンズのジュエリーのリングや、ブレスレットを、女性サイズに合わせて調整する」

これもリフォームです。

ブティックなどで購入の際には、スタッフの方と相談して、全体のシルエットも見ながら、調整されることをお勧めします。

 

デザインをなるべく変えずに、自分の体型に合うように調整するお直しを、日本のファッション業界では

“リフォーム”と呼んでいます。

商品を依頼したら、原型とデザインが変わらず、美しいシルエットにリフォームしてもらいたいですよね!

リペアとは?

次いてはリペアとはどのようなものでしょうか?見てみましょう。

 

・靴のかかと(リフト)がすり減ってしまったので、交換して履けるようにする。

・鞄の持ち手が切れて取れてしまったので、切れた部分に皮あて、補強をする。

・傘の骨が折れてしまったので、違う金具に交換して使えるようにする。

これらが、リペアの実例です。

 

このように、壊れたり切れてしまったものを繕って交換したり、補強したり。

再度使えるように修理する事を、

ファッション業界では”リペア”と呼んでいます。

リペアすることで、以前より丈夫になったり、味わい深い雰囲気が出たり…

何度もリペアしていると、愛着もわいてきます。

 

これは私の体験談ですが、冬のアイテムで不同の人気のダウンコート。

買ったばかりなのに、たばこの灰で袖に穴が開いてしまい、困ってるお客様がいらっしゃいました。

そのダウンコートは、高額ブランドの製品。

しかし、たった一つの小さな穴によって、台無しにしてなってしまいお客様は途方に暮れてました。

そこで同じような生地で、部分的に生地を交換する修理をご提案しました。

修理後は補強効果も加わり、長く使える愛用品になりました。

 

リペアは、このように壊れたから、修理する方が殆どです。

でも靴なら履かれる前に、新しいソールを貼って補強しておくとより長く愛用できます。

特にヒールの高い女性のパンプスなどは、滑り止め効果のある半張りのソールに、リペアするのがお勧めです。

 

リメイクとは?

最後は、リメイクについての実例をみてみましょう。

 

・履いていたデニムを、クッションカバーに作り変える

・昔着ていた毛皮のコートを、マフラーに作り変える

・着物のだったものを、ブラウスに作り変える

これらが、リメイクの実例です。

 

女性の方で、イヤリングやピアスの片方だけ無くしてしまった…なんて方も多いですよね。

同じものを探して片方のみ購入する事も、難しいかも知れません。

では片方を無くしたから、諦めるしかないのかしら…?

それは違います。

そんな時は、ネックレスやリングに作り変える事ができれば、ご提案させていただきます。

 

ピアスからネックレスのリメイクは

エルメスアイリーンピアスのリメイク

をご覧ください。

 

作り変える作業は、原型の素材の特性などを理解し、ご要望をくみ取りながら、デザインします。

センスがあって、メリットやデメリットなども説明してくれる、デザイナーにリメイクを依頼しましょう。

 

元々の素材やパーツを利用したりして、デザインを作り形を変え、未来に残すのが

”リメイク”です。

リメイクする事でこの世に1つしかない、オンリーワンのファッションを楽しむことができます。

 

まとめ

リフォーム.・・・ デザインを変えずにサイズを調整する事

リペア  ・・・ 壊れたものを部分的にパーツを交換したり、補強したりして使える用にする事

リメイク ・・・ 原型のデザインを変えて作り直す事

 

3つをまとめて、”お直し”と使われています。

 

実例をあげて、3Rについて説明してみましたが、いかがでしたでしょうか?

リフォーム、リペア、リメイクは物を大切にする心から生まれた技術です。

末永く愛用しながら、ファッションを楽しんで下さいね。

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