余剰在庫の解消!オフプライスストアを展開する大手アパレルメーカーは?

日本のアパレルメーカーの衣料品の余剰在庫は、年間約15億着にのぼると言われています。

長引く新型コロナによる消費低迷もあり、余剰在庫問題はさらに深刻化しています。

この余剰在庫の出口戦略として、現在注目されているのが、大手アパレルメーカーが続々と参入している「オフプライスストア」

オフプライスストアとは、単独ブランドの販売をするアウトレットとは違い、さまざまなブランドの余剰在庫を厳選し、低価格で販売するセレクトショップです。

そこで今回は、大手アパレルメーカーが展開する、オフプライスストアを見ていきましょう!

 

余剰在庫の解消!オフプライスストアを展開する大手アパレルメーカーは?

アンドブリッジ(&Bridge)

アンドブリッジは、ワールドとゴードン・ブラザーズ・ジャパンが展開するオフプライスストアです。

社名のアンドブリッジには、企業の価値ある製品を、お客様に繋ぐ架け橋になること、そして企業同士を繋ぐ意味が込められています。

 

アンドブリッジの1号店は、2019年9月に埼玉県 の西大宮にオープン。

現在では東京・茨城・神奈川・京都など、全国に6店舗を展開しています。

コンセプトは、サステナブルな環境社会の実現のため、廃棄ロス削減を目指し、価値あるブランドの余剰在庫を再編集して、手頃な価格で届けること。

 

取り扱い商品はメンズ、レディース、キッズの衣料品の他、キッチン用品からインテリア雑貨など。

価格は、定価の40%~80%OFFで販売されています。

取り扱いブランドは、ジルシチュアート、ティーケー タケオキクチ、アンタイトル、ボッシュ、プーマ、ビルケンシュトックなど。

品揃えだけでなく、店づくりにおいても「サステナブル」を打ち出しています。

例えば店内には、お客様の不要になった服を回収するリサイクルボックスを設置したり、リサイクルのカートや棚を活用しています。

その上で、旬のコーディネートをディスプレイするなど、滞在そのものを楽しんでもらう仕掛けも、随所で展開しています。

また、アンドブリッジでは、オンラインストアも開設しています。

https://store.world.co.jp/s/brand/and-bridge/

オンワード・グリーン・ストア(ONWARD GREEN STORE)

オンワード・グリーン・ストアはオンワード樫山が手掛ける、オフプライスストアです。

コンセプトは、作った製品には最後まで責任を持ち、廃棄することなく循環させ、地球環境に貢献し、人と環境にやさしい企業を目指すこと。

オンワード・グリーン・ストアの1号店は、2020年9月に千葉県のモラージュ柏にオープン。

今年の3月には、奈良県北葛城郡のショッピングモール、ラスパ西大和に2号店をオープンしています。

 

取り扱いブランドは、23区、組曲、ICB、自由区、エニスィス(ANY SIS)などの婦人服。

組曲、J. プレスなどの子供服など。

今後は、他社が展開するブランドを含めて、取り扱いブランドの拡大も計画しています。

価格は定価の80%~90%OFFで販売。

 

店内では、オンワードグループの製品を対象とした婦人服や紳士服、子ども服、ゴルフ用などの不要となった衣料品を回収(下着、服飾雑貨、生活雑貨、呉服は対象外)

回収した衣料はリユースおよびリサイクルし、衣料品の循環システムの構築を目指しています。

リユースについては、状態が良い衣料品を選別し、クリーニングしたものを、環境をテーマにしたコンセプトショップ「オンワード・リュースパーク」で販売。

チャリティー価格で提供し、収益は環境や社会への貢献活動に役立てます。

また、リユースできない衣料品は、毛布や軍手などにリサイクルして、日本赤十字社の協力のもと、国内外の被災地などへの支援に活用。

この回収に協力した顧客には、衣料品1点につき、同店を含む全国のオンワード樫山の店舗で利用できる、500円分の「オンワードグリーンポイント」が付与されます。

 

http://www.mallage.com/kashiwa/feature/ogs/

エストネーションセントラル(ESTNATION Central)

エストネーションセントラルは、サザビーリーグが展開するオフプライスストアです。

コンセプトは、今あるものをRegeneration(再生)Reuse(再利用)Re-edit(再編集)し、新たな魅力と共に再提案すること。

エストネーションセントラルの1号店は、エストネーション銀座店を全面的にリニューアルし、2021年3月にオープン。

対象のお客様は、エストネーションのメンバーのみ(当日に入会してもOK)

取り扱いブランドは

サザビー、カンペール、ハウスオブロータス、メゾンスペシャルに加え、エストネーションの取引先ブランドなど。

価格は定価の30%~50%OFFで販売。

また、中古通販サイト「リクロ(RECLO)」と協業で、顧客からの商品の買い取りも行い、その一部を店頭に並べています。

その他、在庫品のリメイクや、アップサイクルをした商品も販売しています。

 

店内では、服をリサイクルして新たな服を作るブランド「ブリング」と組み、使用済みの衣料品を回収。

SDGsの推進活動や、コンセプトに合ったアートの展示等も随時開催。

内装や什器は再利用し、ブランドやテイストで商品を編集し陳列することで、商品の見やすさとオフプライスならではの、掘り出し物を探す楽しみの両立を目指しています。

https://www.estnation.co.jp/store/ginza.html

 

今回は、余剰在庫解消につながる、大手アパレルメーカーのオフプライスストアを見ていきました。

オフプライスストア発祥の地のアメリカでは、年間売上が4兆円を超す企業も登場しています。

日本でのオフプライスストアの動向に、今後も注目していきたいと思います。

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