前回はエシカルなジュエリー、合成ダイヤモンドについて解説しました。
合成ダイヤモンドは、ラボグロウンダイヤモンドとも呼ばれ、アメリカやヨーロッパでは、近年、エシカルジュエリーブランドが急成長しています。
※合成ダイヤモンドに関しましては
をご覧ください
そんな中、日本生まれのエシカルジュエリーブランドも、誕生しています。
そこで今回は、日本のエシカルジュエリーブランドを紹介したいと思います!
※エシカルに関しましては
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Contents
ラボグロウンダイヤモンドで人気の、エシカルジュエリーブランドは?
プライマル(PRMAL)
シンカ(SHINCA)
シンカは、創業160年の京都の老舗ジュエラー「今与」が手掛ける、日本初のエシカルジュエリーブランド。
2018年には、銀座にシンカの店舗をオープンし、日本ではどこよりも早く、ラボグロウンダイヤモンドの販売を開始しました。
シンカには、SHINCA(新価)を創り、SHINCA(真価)をお届けするという想いが込められています。
シンカでは職人の技量が試される、シンプルでミニマルなデザインが多く、1カラット前後の大きいサイズのダイヤモンドまで揃えています。
客層は幅広く、ダイヤモンドには手が届かないミレニアム世代から、ずっと1カラットのダイヤが欲しかったという年配の方、本物を持っている富裕層など。
価格はネックレスが2万円台からで、ジュエリーとのコーディネートが楽しくなりそうな、オリジナルのネイルチップも販売しています。
シンカ
エネイ(ENEY)
※画像はエネイHPから
エネイは、大手百貨店「松屋」が立ち上げた、今年8月創業のエシカルジュエリーブランドです。
エネイとはエニー(ANY)とエネルギー(ENERGY)をつなげた造語です。
ブランドのコンセプトは「エネルギーや多様性を巡らすジュエリー」
松屋がブランドコンセプトから、生産、販売までを手掛けているので、コストが抑えられ、購入しやすい価格帯になっています。
これは、手ごろな価格のラボグロウンダイヤモンドを、もっと日常的に、ファッションの一部として楽しんで欲しいという、思いが込められています。
また、このブランドを通して、百貨店で買い物をしない若年層を、取り込みたいと考えています。
価格は、リングで1万円台から。
ラボグロウンダイヤモンドを使用したラインの他に、手に取りやすいシルバージュエリーなども、取り揃えています。
今後は国内数カ所での店舗展開を計画している他、海外向けにも販売をしていく予定です。
エネイ
今回は、日本のエシカルジュエリーブランドを紹介しましたが、いかがでしたか?
モルガン・スタンレーの調査によると、2016年度の合成ダイヤモンドの市場規模は、約150万ドル(約1億6350万円)でしたが、5年以内には、約700倍に成長するという見通しを発表しています。