冬のファッションアイテム第3弾!
今回はレザーグローブの老舗ブランドをご紹介したいと思います。
レザーグローブの生産地として世界的に有名なのがイタリア。
創業100年以上のブランドもあり、その多くは伝統を受け継ぎながら、完成までの約26の工程を、手作業で行っています。
そんなレザーグローブは、防寒用としてはもちろん、独特のフィット感と革の発色の美しいさから、世界中で長年愛されています。
Contents
”レザーグローブの老舗!伝統と技術の詰まった愛用すべきブランドは?”
GIGLIO FIORENTINO(ジリオ・フィオレンティーノ)
ジリオ・フィオレンティーノは、1950年にフィレンツェで創業したグローブブランドです。
創業者は、職人として習得した技術で高品質のグローブを作り、ブランドとしての第一歩を踏み出しました。
二代目に引き継がれると、時代に合わせた変化をし、有名ラグジュアリーブランドの、生産を請け負うメーカーへと成長します。
※ラグジュアリーブランドに関しましては
をご覧ください
フィレンツェ郊外の工房では、抜群のフィット感を生み出す裁断や縫製など、ほとんどの製造工程を一貫して自社で手掛けています。
そして厳選された革の選定や、顧客のニーズに応える熟練職人の技術力と手作業で生産する、丁寧なモノづくり。
現在も多くの顧客からの強い支持を受け、イタリア国内外でも、非常に高い評価を受けています。
http://www.guantigigliofiorentino.it/main/
ALPO(アルポ)
アルポは19世紀末、イタリア・ナポリのポルトラーノ家の手工業からスタートします。
創業者のフォルトゥナート・ポルトラーノの長男であるアルベルトが、製造から販売までの工程を一貫して行なうシステムを考案。
その後、イタリアのフィレンツェ、ナポリ、パレルモにショップをオープンします。
1940年代には、オフィスとショールームをミラノに、工場をクレムナーゴ・ディ・インベリーゴに移転します。
創業より、手作業にこだわったアイテムを作り、機械設備やシステムも刷新するなど、つねに品質向上を追求し続けています。
特にレザーは、なめし職人の高い技術で加工することで、非常に柔らかく仕上げられています。
デザイン面では、グローブブランドとして初めて一流デザイナーを起用。
グローブをファッションアクセサリーへと進化させ、その高いファッション性も魅力となっています。
アルポは、ベルギー王妃やスペイン王室御用達のブランドとして、また、プラダやジルサンダーなどの一流ブランドも手掛けるなど、技術の高さを証明しています。
現在、アルポのグローブは、長い伝統を守りながら変わらぬ起業家精神で、高品質のグローブを追求しています。
http://www.alpoguanti.it/spaccio.php
SERMONETA GLOVES(セルモネータ·グローブス)
創業者のジョルジョ・セルモネータは、1800年代から代々ローマでアパレル業を営む一族に生まれました。
1964年に、ローマのスペイン広場の近くにグローブの専門店、セルモネータ・グローブスをオープン
現在ではミラノ、フィレンツェ、ニューヨークにも店舗があり、様々な国で絶大な人気があります。
セルモネータ・グローブスの特徴は、革とは思えない美しいカラー展開が何よりも魅力。
イタリアの伝統に裏打ちされた鮮やかな染色技術は、他のブランドではなかなか見られません。
ちなみに素材の革は、厳選された、キッド、ラム、ディア、ペッカリーなど。
なめしや染色などの加工も、世界でトップクラスの技術の職人によって行われています。
直接手に触れるインナーには、シルクやカシミヤ、ラビットファーなどの肌触りの良い素材を使用。
世界的なブランドとなった今でも、全ての工程を通して、一つひとつ手作業で生産されています。
また、セルモネータ・グローブスでは、世界各国で同じ種類のグローブを販売していますが、サイズは国ごとに微妙に変えてます。
そのため、各国に住む人々の手の形も入念に調査しています。
https://www.sermonetagloves.com/
今回は、老舗レザーグローブのブランドの魅力をお伝えしましたが、いかがでしたか?
レザーグローブは、メンテナンスをしっかり行えば、10年以上使い続けることも可能です。
素敵な1品を見つけて、長く愛用して下さいね。