リペアファッションでサステイナブル!解説・ビフォーアフター

ファッションの3Rのひとつ、リペア(Repair)

リペアとは、壊れた箇所を補強したりパーツを交換したりして、使えるようにするサステイナブルなファッション。

リペアファッションで、世界共通目標のSDGsにも貢献する事ができます。

そこで今回は、バッグやお財布、傘のリペアのビフォーアフターを解説したいと思います。

 

※リメイクのビフォーアフターに関しましては

リメイクファッションでサステイナブル!解説・ビフォーアフター

をご覧ください

 

Contents

”リペアファッションでサステイナブル!解説・ビフォーアフター”

バッグ・傘のリペア

ショルダーバッグの根元切れ

スエードのショルダーバッグの根元部分に、亀裂が入ってしまいました。

バッグに、重たいものなどを詰め込みすぎたりすると、根元に負荷がかかり切れてしまいます。

ショルダーの長さは少し短くなりますが、見えないように革あてをして補強し、ミシンをかけます。

革あてする事で、強度も上がりました。

 

※バッグのリペアに関しましては

バッグのリペアランキング・ベスト5

もご覧ください

バッグのファー部分の補修

5年ほど前に購入された、高級感のあるリアルファーのバッグ。

拝見したところ、何カ所か毛が抜けて剥げいました。

摩擦などによって、毛が抜けてしまったのでしょう。

違和感がないよう、似寄りのファーを探し、手縫いで直しました。

新品の頃のような、ふわっとした風合いが戻りました。

 

バッグのカラーチェンジ(染め替え)

ピンクベージュのプラダのバッグ。

10年ほど前に購入したそうですが、持ち服に合わせづらく、長年使用していなかったそうです。

そこで、ブラックへのカラーチェンジをご提案。

コーディネートもしやすく、使用頻度も増えたそうです。

 

長財布のファスナー交換

黄色のがルーシャの長財布

ファスナー部分のエレメントが折れてしまい、スライダーも取れていました。

エレメント部分は長年使用しているとすり減り、噛み合わせか悪くなります。

同じカラーのテープと金具の色の物を取り寄せて、交換しました。

長傘の持ち手交換

紳士物の長傘

持ち手の合皮が剥がれ、テープで応急処置をして使っていたようです。

持ち手以外に問題はないなく、スーツに合わせる傘として、まだ使いたいとの事。

原型に近い太さや長さ、芯棒の太さとサイズが合う持ち手を探しました。

同様のグリーンの合皮は無いので、黒の木のタイプに交換。

シックな雰囲気に変わりました。

 

因みに傘のパーツを探すのは、大変ですが、日本での傘の年間消費量は約1億3000万本。

しかしその多くが廃棄されています。

リペアする事で、長く愛用して頂けるよう努めていきたいと思います。

 

※日本国内で消費される傘の現状、ファッションの3Rの歴史につきましては

ファッション3Rの歴史|起源は江戸時代から

をご覧ください

 

 

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