映画「ハウス・オブ・グッチを観てきました!」

1921年創業のラグジュアリーファッションブランド、グッチの映画「ハウス・オブ・グッチ」を観てきました!

グッチ一族の確執と、3代目社長マウリツィオ・グッチ暗殺事件を描いたサスペンス!という事で、いつになくワクワクしながら、映画館に行きました!

今回はハウスオブグッチのあらすじと感想(ネタバレ注意)をお伝えしたいと思います!

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Contents

映画「ハウス・オブ・グッチを観てきました!」

あらすじ

映画はサラ・ゲイ・フォーデンのノンフィクション小説「ハウス・オブ・グッチ」が原作

物語の始まりは1978年、イタリアのミラノ。

創業者グッチオ・グッチはすでに亡く、息子のロドルフォ(ジェレミーアイアンズ)とアルド(アル・パチーノ)が後を継いでいました。

アルドはグローバル展開を主張する積極派で、ロドルフォは伝統を重んじているタイプ。

ロドルフォの息子、マウリツィオ(アダム・ドライヴァー)はファッションに興味がなく、弁護士になるために勉学に励む毎日でした。

その頃、父親が経営する運送会社で経理を手伝うパトリツィア・レッジャーニ(レディ・ガガ)は、友人に誘われたパーティで、マウリツィオと出会います。

互いに惹かれ合うようになった二人ですが、父のロドルフォの反対を押し切り結婚。

やがて、セレブとしての暮らしを満喫する彼女は一族間の確執をあおり、グッチ家での自分の地位を高め、ブランドを支配しようとします。

そんなパトリツィアに嫌気が差したマウリツィオが離婚を決意したことで、危機感を抱いた彼女が暗殺事件を企てるストーリーです。

映画の感想(ネタばれ注意)

映画は3時間の長編で、もう少しドロドロしたサスペンス映画と思っていましたが、案外あっさりしていて、見終わった後も、どんよりした気分にはなりませんでした。

私としては、グッチの80年代~90年代のファッションやヘアメイク、トスカーナやコモ湖、ニューヨークにサンモリッツなどの、雄大な景色が観られたので満足です。

写真のミンクの毛皮は、日本でもバブルの時代に大流行しましたが、現在は、タンスの肥やしになっている方も多いのではないでしょうか?

また面白いと思ったのは、当時アルドが日本語を勉強していて、ロドルフォに日本の御殿場にグッチを出店すると話しているシーン。

実話なのかはわかりませんが、このころそんな計画があったとは…

確かに、1970年代から80年代にかけては、日本でのグッチの人気は、すごかったみたいです。

日本と親交が深いと言わる、ルイヴィトンが日本に初出店したのは1981年ですが、グッチはそれより古い1964年に銀座みゆき通りに、オープンしています。

グッチが日本で古くから親しまれていたブランドであることが映画からも伝わりました。

また、ブランドの偽物が氾濫しているシーンも描かれていますが、この問題は現在も後を絶ちませんよね。

終盤では、マウリツィオが3代目社長に就任し、業績不振に陥ってたグッチを立て直すために、1990年から新進気鋭のデザイナー、トム・フォード迎えます。

しかし結局、アラブ系の投資グループにすべての株を売却し、これによってグッチ家による一族経営は、終焉を告げます。

そしてマウリツィオは、1995年3月27日にミラノの街で銃弾で撃たれ即死。

殺人を殺し屋に依頼したのが、元妻のパトリツィアでした。

それまでオシャレに着飾ったいたパトリツィアでしたが、殺し屋に依頼する時は、同行した占い師と革ジャンにジーンズ姿だったのは、笑ってしまいました。

パトリツィアは、後に逮捕され8年の刑期を経て、2016年に釈放されます。

映画では、その後のパトリツィアやグッチ一族の人生は描かれていなかったので、気になるところです…

 

今回は悪女を演じきったレディーガガですが、東日本大震災の時には、世界中にいち早く支援を呼び掛け、訪日して日本を励ましてくれました。

女優としても活躍しているレディー・ガガを、これからも日本人として応援していきたいと思います。

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