サステイナブルなファッションとは?

”サステイナブル”という言葉を、最近よく耳にしませんか?

サステイナブル(Sustainable)とは持続可能な、継続できるという意味です。

環境保全に配慮した、サステイナブルな社会への意識が世界中で高まってきています。

石油業界に次いで、環境汚染を生み出しているとされるファッション業界。

そこで今回は、ファッション業界の環境汚染問題と、サステイナブルな取り組みについて解説します。

 

※サステイナブルなファッションブランドについては

人気有名人が手掛ける!サステイナブルなファッションブランドとは?

をご覧ください

 “アパレル業界の環境汚染問題”

①資源の大量消費

衣服を作るために必要な資源は、水です。

ちなみにジーンズ1本を作るために、何リットルの水が必要だと思いますか?

約7500リットルもの水が必要なんです。

これは人が飲む水の量の、7年分に相当しているそうです。

なぜ、たくさんの水が必要なんでしょう?

 

まずは素材である、綿花栽培に多くの水を使います。

栽培地にもよりますが、1㎏の綿をつくるのに1万~2万リットルの水が必要になります。

水は生地を染める染料にも、1㎏の繊維を染めるのに100~150リットルの水を使います。

また染色の際の重金属や、環境ホルモンなどの化学物質が、川や海を汚染し飲み水を奪っている状況です。

 

2019年現在、地球上の人口は77億人。

2030年には、世界の人口は85億人になると予想されています。

人口の増加に伴い、衣料の年間消費量も上昇。

多くの水を消費し、さらに汚染問題は拡大していくでしょう。

 

この問題を解決すべく「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、新たな技術研究に取り掛かりました。

そして昨年ジーンズ加工時の、水の使用量を最大で99%。

平均で90%以上削減する技術を開発したのです。

2020年、ユニクロが生産を予定しているジーンズは、約4000万本。

従来の生産方法に比べて、水の使用量を約37億リットル削減できると、試算しています。

これは25メートルプールに換算すると、1万個分以上に当たるそう。

今後もユニクロは、環境にも配慮したジーンズ作りを追求。

サステイナブルな社会への実現に向けて、貢献していくそうです。

 

※環境に配慮したサステイナブルなファッションに関しましては

選ぶ基準は環境に配慮したサステイナブルなファッション

もご覧ください

②大量廃棄によるCO2(二酸化炭素)排出量問題

大量廃棄問題が大きな話題となったのは、2017年に放送されたデンマークのTV番組。

スウェーデン大手の「H&M」が、2013年から毎年12トンほどの売れ残り衣類を、デンマークで焼却処分していると報じました。

翌年には、イギリスのBBCの報道で高級ブランドのバーバリーが、42億円相当の売れ残り商品を、焼却処分している事が判明しました。

H&Mでは、生産コストを抑える為の、過剰生産による大量廃棄。

一方のバーバリーは、盗難や安く売られることへの対策として、売れ残った商品を破壊処分していました。

売れ残り品の多くは、消費者に一度も触れる事無く、廃棄された製品もたくさんあります。

 

しかしこの問題は、海外だけではありません。

2018年、日本の衣服供給は、約29億点だったのに対し、消費量は約13億点。

日本でも、半数以上が売れ残り、供給過多の状況です。

小島ファッションマーケティング調査より

 

H&Mのサステイナブルなファッションとは?

現在、H&Mでは「ファッションとクオリティーを、最良の価格でサステナブルに提供」と目標を掲げています。

その取り組みの一つが、世界規模での古着回収サービス。

目標は2020年までに、25,000トンを回収。

毎年回収する洋服を増やしています。

 

そして店舗に持ち込まれた古着を、400以上の基準に従って仕分けしています。

Rewear (リウエア)

まだ着用できる衣料品は、古着として世界で販売

Reuse (リユース)

着られない服は、リメイクされたり清掃用品など別の製品に作りかえられて再利用

Recycle (リサイクル)

織物繊維に変えられ、断熱材や製品を生産するための新しい糸などに利用

Upcycling(アップサイクル)/Remake(リメイク)

付加価値を付け、 元の衣類と同等、またはそれ以上の価値を持つ新しい製品を生産。

H&Mでは着られない服をすぐに廃棄せず、リメイクしたり資源に変える、循環型モデルへの改革を進めています。

 

※H&Mの回収サービスに関しましては

社会貢献できて経済的にもお得!ファッションブランドの回収サービス

もご覧ください

 

今回は、サステイナブルなファッション改革への、企業努力を解説しましたがいかがでしたか?

環境への配慮は、企業努力だけでは解決には近づきません。

アウトドアブランドのパタゴニアのCEOは、私たち消費者にもこの問題を突き付けています。

「個々の消費者として、この地球のために私たちができる最善の行動は、物を長持ちさせること。

適切な手入れと修理によって、製品の寿命を伸ばすという単純な行為。

ファッションを楽しみながらも、気持ちよく環境に貢献していくことが大切」

と述べています。

まずは、私たちの意識改革が何よりも重要なのかもしれません。

 

日本では要らないも物を、フリマアプリや買い取りサービスなどに出品していますよね。

これも循環型社会へのサスティナブルな行動です。

 

循環型社会に関しましては

フリマアプリと循環型社会の関係とは?

をご覧ください

 

まとめ

サステイナブルなファッションとは、環境汚染を考慮し、資源の使用を減らしたり再生利用するファッション。

環境や資源を守る為にはまず、消費や廃棄する事でどんな影響があるのか、知ることが大切。

”本当に必要なもの、気に入ったものを長く愛用する”など、身近なところから初めてみましょう。

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